発表会へ向けて

初めての発表会へ向けてのカウントダウン…

もうすぐ4月。
残すところ3ヶ月と少しになりました。
作品の振付が残ってるのはあとはAクラスだけ。
Bは残すはグランドフィナーレ。
C以上はマズルカも残ってますが´◡`
みんな本当に振りの取り込みが早くて驚きでした!!
 
 
今回、発表会を開催するにあたり1番時間を掛けた部分がキャストを決めるところでした。
 
私はキャストと上演作品と衣装を全て合わせて同時に決めていくのですが…
せっかく何着かお衣装を着るのならいろんな種類のお衣装を着せてあげたい!!
チュチュ、ロマンチックチュチュ、ジョーゼット…全員が出来る限り色んな種類のお衣装を、色んなお色のお衣装を着られるように。
また普段のレッスングッズや私服を見ていて、こんな色が好きなんだろうなとか私の中にある情報も合わせて♬
 
それぞれの個性や特性に合わせてキャストを考えながら、それに合うお衣装を考えながら…
眠りをすることは決めていたので、バレコン作品に関しては上級生には踊ってみたい作品を聞くとDメンバーからは具体的な作品名が出たり、Cメンバーには小道具を持って貰おうと思ったのでお扇子かタンブリンかどっちか選んでもらって、Bメンバーには元気とか可愛いとかオシャレとか踊ってみたいイメージを学年毎に選んでもらいました♡
それに合わせて曲を探して、それに合わせて振付を考えていきます´◡`♬
 
生徒全員の個々のお衣装とキャストの一覧表を作ってあーでもないこーでもないって笑
可愛い役ばっかりにならないようにとか、役のキャラクターも色んな役に当たるように。
色んなお衣装カタログを見たり、色んなCDを聞いたり、生徒たちの顔を思い浮かべながら似合うかなどうかなーって考える時間はとても楽しかった♡
眠りは本当にそれぞれの個性を活かしたキャスティングが出来たと思ってます。
自画自賛で申し訳ないですが( ̄∀ ̄)
なんでこの子がこの役?って聞かれたら細かく説明出来るくらい笑
今ある個性とそれぞれの伸ばしたいところを合わせて考えてキャスティングしました♡
 
だから結局、全てのキャスティング完成するまでに何週間掛かったかな( ˙-˙ )
 
でもキャスティング完成したときにはお衣装も決まり、曲も決まり、振付もある程度頭に浮かんできてる状態♬
頭の中で生徒たちが勝手に踊っている状態( ̄∀ ̄)♡笑
そこから一気に色んなことが進み始めました。
 
 
初めての発表会…
私がエクラを開校した時からずっと大切にしてきたこと、それを今回も大切に創っています。
 
エクラを開校するときに考えてたこと。
 
ひとつは少しでも多くの方にバレエを楽しんでもらいたいという事。
少しでも保護者のみなさんのご負担を減らして、少しでも多くのバレエをやってみたい子どもたちにバレエに接してもらえる場を作ること。
だからお月謝も発表会費用も出来る限り抑えたい。
でもそれは開校してわかる事もありました。
発表会となると抑えるにも限度がある事。
自分が生徒だった時は知らなかった見えなかった部分がたくさんありました。
初めてバレエの舞台に立つ方はびっくりしたかも知れません。したと思います。
だけどご理解くださり出演させてくださる保護者のみなさまへ私が出来るのは、生徒たちが舞台の上で輝く姿を見て頂くこと。
バレエを楽しみ、キラキラした笑顔で前回見たときよりも成長した姿を見て頂くこと。
生徒たちは本当に毎回楽しそうにレッスンしてくれています♡
生徒たちの笑顔と成長がレッスンが上手く出来ているかのバロメーター。
子どもたちにも日によって色んな感情や状態があるかと思いますが、どんな日でもエクラに来てレッスンが終わる頃には気が紛れてるみたいな…そんな場所にもなりたかった。
そしてもうひとつ。
きちんとバレエを伝えていきたいという事。
バレエを好きになっていつかプロになりたいって思ったときに、その踊りじゃ絶対無理!とはしたくない。
いつ目指したいと思うかは分からないけれど、思った時にちゃんと基礎が出来てないから無理とはしたくない。
だから楽しいレッスンの中で正しい基礎を身に付けられるようにレッスンしたい。
プロになろうがなるまいが、正しい基礎を知って身に付けていて困ることはないから。
正しくレッスンしていればきっと身体は綺麗になる。
将来大人になってどんな職業に就くかは分からないけれど、綺麗な身体で困ることはないはず!!
そして正しくレッスンする中で身につく努力する力や忍耐力、根性、達成感、感動、喜び…それを知ることは子ども達にとって絶対に無駄にはならない。
きっと人生の中での大きな糧になるはず♬
そしてそしてもうひとつ。
バレエを知ってもらうこと。
習い事のバレエだけではなく、バレエダンサーと言う職業がある事も知ってもらえたらいいなって思いました。
私が子どもの頃バレエは習い事でしかなかった。
それが夢や職業になるなんて思ってもなかった。
でも5歳年が離れてる弟は、私が高校生になりたくさん舞台を見るようになると一緒に舞台を観に行くようになり、コンクールにも出場し、ダンサーという職業を目指し、たくさんの努力をし、夢を叶えました。
もちろん誰でもなれるものじゃないです。
簡単なことではないです。たくさんの努力を必要とすること。それも並大抵の努力ではない。
プロになりたい子は支えていきます!!
でもみんなプロになって欲しいって事ではないんです。だけど私が子どもの頃は知らなかったプロのバレエダンサーっていう選択肢もあるってことは知って欲しいなって思った。
0からのスタートだったエクラには大きな先輩はおらず、先輩たちの姿を見せてあげることはできません。
みんながバレエ0からのスタートだったので、憧れの先輩になる人もおらず、プロとかでなくてもあんな風になりたいなって目標を作るのが難しい状況。
どんな事をするにしても目標がないって楽しさもないと思うんです。
あぁなりたいから、これが出来るようになりたいから、小さな目標を少しずつクリアして行く達成感があるから楽しいんだと思うんです。
また、いくらバレエを習って居てもバレエの舞台を観に行く機会って中々ないと思うんです。
お友だちの発表会はあってもプロの舞台を小さい頃から観る機会なんて中々ない。
保護者の皆さまも自分でバレエをされて居た方でなければ観たことないって方が多いかと思うんです。
先輩の居ないエクラで私が生徒たちにしてあげられることは、弟たちやプロの友人の力を借りて生徒たちに見る機会を作ること。
保護者の皆さまにもプロの踊りを舞台で見るより近くで観る機会なんて中々ないのでぜひ一緒に見てもらいたいって思いました。
それが毎年の夏の交流会や、上級生のレッスンに突然プロのダンサーが来たりすることに繋がってます´◡`
私にとって1番大切なのは生徒たち。
そしてその生徒たちを支えてくださる保護者の皆さまが居るから生徒たちは楽しくバレエを続けられるという事も忘れてはいけない。
楽しく正しく美しく。
バレエは見た目の華やかさとは違い、レッスンは地味だし、1曲踊るだけでも運動量は中々すごいし、筋トレとかのトレーニングもするし、正しく踊るのは簡単じゃない…
地道な努力が舞台の上での華やかさや輝きを作ってくれます。
アスリートのようなトレーニングや運動量に、俳優のような演技や表現力。
2つのことを同時にやってるような感じ。
難しいんだけど、努力すれば努力の分必ず変わってくる。
そして舞台でのカーテンコールの感動は舞台の上でしか味わえないとても特別な瞬間だと思います。
今までずっと大切にしてきたその3つはずっと大切にしていきたい。
今回の発表会も同じくです。
生徒たちに掛かる費用はできるだけ抑えたい。
でも規模は小さくても出来る限りの事をしたいし、生徒たちに本物に触れさせたい。
間違えなくわがままな私の想いを、ゲストダンサーの方たちは快く引き受けてくださり支えて下さいます。
 
そして、生徒たちもすごく頑張ってます♡
すごく楽しみにしてくれているし、すごく気合入ってます!!
 
今週は5週目でレッスンがお休みだけど、家に居ても何してても思い出すのは生徒たちのこと。
めっちゃ好きです。みんなが。笑
みんなの笑顔も、真剣な眼差しも、爆笑し過ぎて立てなくなるのも、一生懸命練習する姿も…
保護者の皆さんが赤ちゃんが初めて寝返りうって、初めてハイハイして、初めて掴まり立ちして、初めて歩いて…感動するのと多分同じくらい。
子育てしたことはないけれど…
今まで出来なかったことが少しずつ出来るようになっていく姿はどの瞬間もとても大切で特別でみんながキラキラしています。
今、全員が同じ方向を向いてるのが分かる。
レッスンでの集中力も日に日にアップしていく。
踊りも日に日にレベルアップしていく。
厳しいと思ってたレッスンは生徒たちには厳しいと思われてなかったらしい( ˙-˙ )
もっと厳しくても大丈夫です。って言われた。笑
みんな伸びたいって思ってるからかな♬
子どもたちの可能性に感動する毎日です´◡`
このままみんなで7月まで突っ走っていきたいと思います!!